平成27年6月13日(土)、テクニックステージタカタの全日本選手権前日の公開練習終了後、多くの選手に参加いただき選手会のミーティングを開催されました。以下にミーティングの要旨を掲載致します。
ミーティングは谷田川代表補佐の議事進行のもと、事務局中島が今回のミーティングに至る経緯と本日の議題を説明してから、各議題について意見を出し合う、という形で行われました。
1.野沢の前夜祭について
全日本ダートトライアル選手権第6戦野沢ラウンドの特別規則書が発表され、今回は公開練習が無く土曜日は車両の搬入と公式受付Aのみであることが明らかになった。選手会主催で前夜祭をやるとしたら現状では野沢以外の会場は考えにくく、かといって参加者が見込めない中開催するのも負担が大きいとの考えから、参加に関するアンケートを実施した。
アンケートに先立ち、ミーティング時に挙手で参加の意思を問うたところ約20名の選手の手が挙がり、少なからず参加者が見込めるのではないか、という感じであった。
アンケート結果は以下の通り。
- 参加 34
- 不参加 35
- エントリーしない 22
選手のみならずサービスや関係者の参加も見込めることを考えると、50名~70名程度の参加者で開催できる見込みであり、前夜祭の開催に向けて具体的に動き出すこととした。
2.選手会の活動形態について
ダートトライアル選手会の活動としては、これまで選手代表による議論を中心に行ってきた。今回は主催者にも協力いただき、事前の告知と会場の提供をいただいて多くの選手に集まっていただくことができたが、今後の活動、特にミーティングの形態としてはどのような形が良いか、意見をいただきたい旨谷田川会長補佐より説明を行った。
- 選手代表による議論のみで進める。
- 選手代表による議論を中心とし、定期的に全選手でのミーティングを開催し意見集約及び報告を行う。
上記、2つの形態について挙手により意見集約した結果、2番目の代表者ミーティングと全体のミーティングを併せて行う形態で、活動を進めていくこととした。
補足として、事務局より元々は各クラス代表が代表者であったが今は事実上クラス代表という概念が成立していないこと、有志であれば誰でも代表者ミーティングに参加いただいても構わないこと、を説明した。
3.ダートトライアルを盛り上げるために
ダートトライアル選手会の活動の一環として、ダートトライアルを盛り上げる、活性化する、ということに対しても何らかのアクションを起こすべきであろう、との考えから、どのような取り組みをすれば盛り上げられるのか、参加された選手の皆さんからアイディア、意見を募った。非常に活発な議論がなされ、多くの意見が出された。以下、意見についてまとめました。(順不同、同様な意見は一つにまとめてあります。)
- パドックオープンの時間はあるが、慣熟歩行中であるとドライバーがクルマの近くに居ないため、ファンと触れ合うことができない。ファンと触れ合う時間が設けられると良い。
- ラリー等の場合、整備(サービス)を見に来るお客さんも多い。そういう場面を見せられると良いのでは。
- 成績トップ6名のクルマとドライバーを並べてファンと写真を撮れる、といった企画があると良いのでは。ラリーではそういった類の企画が行われたりする。
- ダートトライアル以外の競技会・イベント等でデモランをするのは効果的。ダートラってこんなクルマが走ってるんだ!という興味を持ってもらえる。
- 全日本ラリー モントレーでのデモランをお願いできないか。多くのギャラリーに見てもらえます。
- 全日本ラリー 新城で昨年もトップダートラ選手のデモランを行ったが大変好評であった。
- ギャラリーに対してパドックリスト(配置図)を配布できないか。知人が応援に来てくれても自分の場所を見つけられないなんてことが少なからずある。
- エントリー車両名、ドライバー氏名等を記載したボードを用意した方が、ギャラリーの方にアピールになるのでは。
- コースに参加車両をみんな並べて、ギャラリーと撮影会なんかできたら面白いと思う。
- 女性のギャラリーのことも考えると、ほこりの問題は無視できない。何らかの解決策があるといいですね。
- 同じく女性のギャラリーのことも考えると、トイレの問題は重要である。コースオーナーへの要望になるが、女性用のきれいなトイレの設置も検討いただきたい。
- プログラムに選手のサインができる欄があるといい。スタンプラリーならぬサインラリーなんていうのも面白いと思う。
- ギャラリーサービスとして競技終了後の同乗走行とかは人気が出るかと思う。
- 子供も巻き込んで何かできたらいいと思う。子供と記念撮影会とかできないかな。
- パンフレットに顔写真を載せるとかできないだろうか。サインもらうにもそのほうがもらいやすいのでは。
- ブログ、Youtube等を活用した個人レベルでの情報発信は重要だと思う。
- 慣熟歩行後、抽選会をやっているステージでパフォーマンスもできますので、是非!
- 選手会のwebサイトのコンテンツのひとつとして、選手名鑑を作ろうとしています。写真やプロフィール等の情報提供にご協力をお願いしたい。
また、本件に関しては引き続き広く意見を求めていき、活動できるものについては対応していくこととした。
上記様々な意見のうち、
- パドックリストのギャラリーへの掲示
については、即日主催者に対応いただきました。また、
- パドックオープンの時間
については、既に主催者に配慮いただいており、昼の慣熟歩行終了後にパドックオープンの時間帯が設定されていました。
このため、選手会の呼びかけで、レーシングスーツ着用で参戦車両付近に立つことでギャラリーの皆様とのコミュニケーションの機会を増やし、ギャラリーサービスを積極的に行いました。
さらに何名かの選手は、車両名、ドライバー氏名等を記載したボードを用意してギャラリーにアピールしていました。
協力いただいた関係者には感謝申し上げます。
4.その他
炭山選手より、スピード行事部会員としてスピード行事部会におけるレギュレーションに関する議論等について報告を行った。今後のレギュレーション等に関する要望等は選手会でまとめていただければ、部会に提案していきたいとの説明があった。
以上
議事録作成ありがとうございました。