■ダートトライアル選手会 2011年第2回会合 議事録

日時:2011年5月14日 全日本選手権第2戦 公開練習終了後
場所:高杉選手のパドック
参加者:高杉会長以下17名

1.東日本大震災にかかわるダートトライアル選手会としての義援金活動について

  • 全日本選手権第1戦時から始めたダートトライアル選手会としての義援金も、選手や関係者の皆様方の協力により少なからずの金額が集まりつつある。
  • 選手会として集めた義援金は第一戦のミーティング時に決めたとおり東北のダートラ関係者で被災した人たちに向けて送ることが再確認された。
  • この議論の過程において、東北のコースの設備拡充やイベントの盛り上げのために使用してはどうか、等様々な意見が出されたが、義援金はお金というより全国のダートラ選手から東北のダートラ選手に向けての応援の気持ちの一形態であるという性格から、基本的には被災者本人に渡すという方針を再確認した。
  • 被災者の詳細は他地区の者にはわからないため、ご自身が被災者でもあるJMRC東北ダートラ部会長の柳本氏にその取扱について検討いただくこととし、柳本氏にも了解を得た。
  • 義援金活動は当面継続、全日本選手権第3戦の門前の大会をまずひとつの区切りとすることとした。
  • 第2戦本戦当日は、義援金箱を各パドックに回して積極的に入れましょうということを申し合わせた。

2.チャリティーオークションについて

  • 第1戦時のミーティングでも提案された選手会によるチャリティーオークションは、義援金活動にプラスになるという意味合いから実行する方向で調整する。
  • 第2戦は既に間に合わないため、第3戦の門前の大会において実行する方向で調整する。
  • 門前の大会は主催者がチャリティーオークションを行っていたと思われるため、それに相乗りする等の方法が考えられるが、まずは実施可否を含め主催者側と調整する。(担当:炭山)
  • 調整結果を踏まえ、実際の開催方法について細部を詰め関係者に連絡する。(担当:高杉,谷田川)

3.選手から主催者への申し入れについて

  • クラス間の散水について、第1戦時、SA2クラスの前に散水されたうえ、タイヤ交換もできなかったためSA2の前半のドライバーから危険であるから考慮してもらう旨申し入れられないかという意見が上がった。
  • 散水は降雨と同等と見なすのは基本であるが、人為的に行う作業であるためそのやり方には考慮いただきたいとの意見もあった。また、第1戦の時のように、ドライバーが既に出走待ちの列に並んでいる時に散水された場合、ドライバーからは散水の量や位置はわからない(散水の担当やコースにより、撒き方が異なる)ことは問題ではないかとの意見も出された。
  • 上記のような議論を踏まえ、散水については、選手会としてダートトライアルの走るイベント・見るイベントとしての魅力を削がない散水をお願いすることとした。
  • 散水については、コース保護、近隣住民の問題もあり、散水を取りやめることはできないとは選手としても理解できるため、申し入れ内容は以下の2点とした。

(1)安全面に留意した最低限の散水となるよう検討いただきたい。
(2)路面状況を確認しタイヤ選択を考え直す時間的余裕を与えていただきたい。

  • 第2戦については時間も無いため、本戦当日のドライバーブリーフィング時に選手会として申し入れることとした。(担当:荒井)
  • 全日本ダートトライアルをより良いイベントとしていくため、選手の視点からの改善点があれば、「選手会として」これからも申し入れていくこととした。

以上

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