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2007年全日本N2クラスチャンピオン 原選手のインタビュー

■今シーズンはどのような気持ちで全日本ダートラに挑みましたか?

原選手>「勝ち続ける」と心に決めていました。

■連続チャンピオンになりどんなお気持ちですか?またそれだけ連続でチャンピオンを取り続けるためにどのような努力をしていますか?

原選手>連続チャンピオンは自分の目標であり、粟津原さんの記録を抜きたいと言う気持ちがあり決してチャンピオンだからと言って満足している訳ではありません

原選手>努力は、北海道にいるため毎回の事前練習会に参加することが出来ずいつもブッツケ本番の大会なので、その日に応じた路面、天候等の状況を把握し自分の全てのテクニックを駆使して走るよう努力しております。

■天候に左右されたイベントが続いて。どんな感じでしたか?

原選手>例えどのような天候、路面状況でも自分だけが悪い条件で走っている訳じゃないのですから自分の得意とするウェット路面での大会で2戦落としたのがちょっと辛かったです。

■チャンピオンを意識しだしたのはいつ頃で何戦目でしょうか?

原選手>コスモスパークで3連勝を決めた時です。

■勝負を分けた一戦みたいなものはありますか?

原選手>地元の北海道戦です。自分の得意とする北海道で公開練習と本番1本目で、佐藤選手に走り負けていたので是が非でも勝ちたかったです。

■今シーズン最も注意したドライバーはいますか?

原選手>岡林選手、佐藤選手、伊藤選手。この3人です。

■来年の予定が決まっていれば教えてください。

原選手>全日本N2クラス参戦予定。連続チャンピオンを狙いたいですね。

■その他ダートラについて何かあれば

原選手>ギャラリーやダートラ人口が増えてくれると嬉しいです。是非皆さん会場に遊びに来てください。

■最終戦前にチャンピオンを決めましたがその時の感想を教えて下さい

原選手>とりあえず、目標にまた一歩近づいたと言う事と、最終戦のタカタは自分が不得手なコースなのでホッとしました。

2007年全日本SA1クラスチャンピオン 木島龍一選手のインタビュー!

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■今シーズンを振り返って見て、どうですか?
昨年N1チャンピオンの柴田さんが参戦してきたわけですが、手ごわい相手でしたか?

木島>緒戦の丸和からDC5にのる柴田さん、川島さんと上位争いとなってシーズンを通して接戦となる状況でした。(お二人が)癖のある、DC5に慣れるのに、時間がかかってしまうかとも思っていましたが、早い段階で乗れてきていて、もう一シーズン勝負すれば、結果は分からないと思います。

■第2戦では大きなクラッシュも体験したが、その時考えたことは何でしょう?
木島>
こういうときの経験のほうが記憶に残るし、プラスになることが多いです。無理をして走行しても良い結果にはつながらないと改めて思いました。

■そんななか明らかにチャンピオンを意識しだしたのはいつごろでしょう?
木島>
3勝目を取れた京都だったと思いますが、最後まであまり強く意識しなかったと思います。
■シリーズ2位の山崎利博選手については?
木島>
スロースタートでしたが、最後に気がついたら、シリーズ2位まで来ていました。去年も、いくつか優勝があって、安定して結果が出してきているとよい勝負になっていたと思います。
とりあえず、去年のタカタの借りはかえしました(笑)。

■勝負を分けた一戦みたいなのはありますか?
木島>
DCCSの丸和で2位に入ったときに、ポイントでは大きくリードできました。
ポイントは積み重ねですから、一戦目から大切さはいっしょなんですが、シリーズも後半になると、気の持ちようが変わっていくのは面白いです。

■来年の予定が決まっていれば教えて下さい
木島>
来年は、お休みの予定です。チームのサポートなどを考えています。

■その他ダートラについて何かあれば。
木島>
一見つかみ所がないダートラですが、早く走るための操作やセッティング、タイヤ選び、などシビアな勝負となる全日本を走ることで分かってくることが多くありました。
走行のスタイル、車種が人それぞれな一方で、タイムがほとんど変わらなかったり
することは興味深いところだと思います。
走るごとにいろいろな、車の挙動、路面の変化などを見つけ、タイムにつながるものを積み重ねていくのがダートラの面白さだと思います。

2007年全日本N3クラスチャンピオン 吉村選手のインタビュー

本日は見事N3クラスのチャンピオンに輝いた吉村選手(CT9A MR・ATSシューCMSCDL・ランサー)にこの一年を振り返ってもらいました。

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■今シーズンは昨年のチャンピオン荒井選手が他クラスへ移ったこともあり、最初からチャンピオン狙いだったと思いますが、どのようないきこみで挑みましたか?

吉村>今シーズンは、荒井選手がSA2クラスに移行したので、絶対チャンピオンを取るつもりでのぞみましたが、周りから『今年は吉村がチャンピオンだよ』などとシーズンはじめから言われてちょっとプレッシャーを感じつつ第1戦に挑みましたがそのため前半戦では勝てる勝負をのがして苦しい展開でした。

■今シーズンは天候に左右されたイベントが続きましたね。ウェット路面などはどうですか?

吉村>雨のウェット路面はきらいではないのですが、天候の不順がそれに追い討ちをかけましたね。雨で逃したイベントもありました。

■そんななか明らかにチャンピオンを意識しだしたのはいつごろでしょう?

吉村>今年はシーズンはじめに三井と北海道とタカタが優勝できれば、自分のなかではチャンピオンが取れると確信していたので、北海道をブッチギリで優勝できた時に、チャンピオンは取れると思いました。

■そうですか、北海道は得意のコースですからね、しかしその後の第6戦のコスモスパークは、地元だったのに残念な結果でしたが、この1戦はどうでしたか?

吉村>そうですね地元コスモスパークで車両のトラブルのため低迷した時は正直あせりました。

■最終戦を前にしてシリーズチャンピォンを決めましたが、そのときの感想を聞かせてください。

吉村>最終戦前の門前でチャンピオンが決まりましたが、1本目のタイムで決まったのと、岡さんの初優勝で自分が2位とチームで1-2フィニッシュだったので喜びもありましたが、やっぱり自分が2位だったのであまり感激できませんでした。本当は優勝してかっこよくきめたかったですね。

■初のシリーズチャンピォンを獲得しましたが、現在の率直な気持ちを教えてください。

吉村>ダートラ暦27年ではじめてのチャンピオンだったので、すごくうれしかったのですが、それよりやっと取れた言うのが本音です。

■来年の予定が決まっていれば教えてください。

吉村>来年もN3クラスを2連覇を目指してがんばりたいと思います。車両も今年のエボ9MRで参戦しますが、途中からエボⅩになるかも?

そうですかランサーのエボXですか?それは楽しみですね

吉村>ハイ、まだはっきりとは決まってませんが?

■その他ダートラについて何かあれば。

吉村>是非これからも応援よろしくお願いします

2007年全日本N1クラスチャンピオン 河石選手インタビュー

本日は見事N1クラスのチャンピオンに輝いた河石選手(DC2 ダンロップ・シュースポーツ・Agip インテグラ)にこの一年を振り返ってもらいました。

■今シーズンは昨年のチャンピオンが他クラスへ移ったのもあり、最初からチャンピオン狙いだったと思いますが、第一戦の地元丸和をいきなり広上選手(DB8 クアトロ ポテンザ インテグラ)に勝たれて、苦しいシーズンインでしたね。
河石>ここ数年開幕戦では土曜日の公開練習でトップタイムなのに、なぜか日曜のイベント本番では入賞さえ出来ない年が続いたので、今シーズンは三位に入れて十分OKという感じでした。まあ優勝賞金10万円を逃したのは悔しかったですけど(笑)

■実力伯仲なうえに天候に左右されたイベントが続きましたね。
河石>まさかこんなに雨に祟られるとは予想外でしたね。N1クラスは他のクラスと違って、雨が降ると後半ゼッケンが不利になるんです。今まで雨は得意だったんですけど、今年は雨が大嫌いになりました。何十年ぶりかで逆さ吊りするためにテルテル坊主を作りましたよ。

■そんななか明らかにチャンピオンを意識しだしたのはいつごろでしょう?
河石>シーズン前からチャンピオンを狙ってたんですが、第二戦の直前に車を全損にしてしまって、急遽新しい車を作ることになったんです。第三戦のSSパークではその新しい車で優勝できたので、これならいけるなと思いました。

■最終的には児島選手(FTテインBSヤマトインテグラ)と一騎打ちになりましたが、児島選手については?
河石>本当に手強いですね。ドライビングスタイルも似ているので、僕が得意なところは児島選手も得意だし、シーズン前から最後は児島選手との一騎打ちになるだろうなと思ってました。

■また、児島選手以外で手強かった選手、要注意に考えていた選手は居ますか?
河石>今シーズンは広上選手が怖い存在でしたね。シーズン前は全く意識してませんでしたけど、特にウェットでの速さがあるので、今シーズンは開幕戦の丸和以外でもかなりやられました。

■勝負を分けた一戦みたいなのはあります?
河石>やっぱりチャンピオン争いに決着が着いた最終戦のタカタですね。タカタの第二ヒートでは、結局コンマ1秒差で僕が優勝、児島選手が二位というギリギリの勝負でした。1シーズン戦ってきて、最後の最後に辿り着いた先がコンマ1秒差の勝敗。しびれました。

■来年の予定が決まっていれば教えてください。
河石>来シーズンもN1クラスをDC2で戦うつもりです。二年連続チャンピオン目指して頑張ります!

■その他ダートラについて何かあれば。
河石>いやぁ、ダートラって本当に面白いですよね。少しでも多くの人にこの面白さを伝えられるように、僕も微力ながら頑張ります。

以上
河石選手でした。
ご協力ありがとうございました。

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